雑記ブログ

音は無理にいじらない方がいいことが多いと思う話。

 

小屋入りして仕込みとラインチェックを終えた後にやることがサウンドチェック

そこでまずは基本として考えるべきことのひとつ。

それは、「迷うくらいだったら、何も音はいじらない」ということ。

やり始めた頃やちょっと慣れてきたかなという頃に陥りがちな事として、「やたら音をいじりたくなる」というものがある。

「何かやらないと」みたいな感覚もあったりして、これは自信のなさから来ているのかもしれないね。

とりあえずでツマミをいじるのはよろしくない

ミキサーに触れ始めてありがちなのが、ミキシングコンソールの使い方を覚えて間もない時に、やたらめったらイコライザーなどのツマミ類をいじろうとすること。

これは絶対にやめた方が良い。

そもそもミキサーについているイコライザー(EQ)はデフォルトで特性がフラットになるように作られているので、適当にイコライザーをいじってしまうとせっかくフラットになっている特性が崩れちゃうのだ。

その時は音が変わって何かいい感じかな?と思っても、実はフラットな方が聴きやすかったり芝居に合ってたりすることがよくある。

なので、まずは何もいじらないフラットな状態がどんな音なのかしっかり確認することが大事。

そこから何が足りないのか、何がひっかかるのかを洗い出すのがスタートとなる。

迷ったら全部フラットに戻す

自分もミキサーに慣れてきたころに色気を出してイコライザーなどのツマミをいじって自分が狙った音を作ろうとした際に、全く狙い通りの音にならなかったことがある。
しかし、それでもイコライザーをいじって音の調整を続けた結果

「最初の方が良かったんじゃね?」

と自覚する始末。

でも、これが重要なヒントだった。

何か色々狙ってうまくいかないときは一回デフォルトに戻すというシンプルな手順が自分の中に生まれるきっかけとなったわけだね。

もちろんイコライザーなどをしっかり操作して狙った音が作れるというのがベストな状態だから、それが出来る人は当然やった方がいいけれど、まだそこまでは・・・みたいな人はまずはフラットで聴きまくって、時間が許すなら色々いじって違いを確認してまたフラットに戻して確認・・・というのがいいのかなと思う。

目的を持って音を変えることが必須

音作りをする際には「なぜこの処理をするのか?」というのを常に考えて、目的を持った音作りをすることが重要であり、目的の無いイコライジングをするくらいならフラットにした方がいい。

あとは芝居が絡むならそのシーンありきで考えることが肝要。

自分の好みの音を聴かせることが目的になってくると最早それはその空間において不純物になりかねないからね。

まとめ

「初心に戻って行動する」というのは音響に関わらずどの職種でも行われる基本的な原点回帰。
自分のやっていることがよく分からなくなったら落ち着いて原点回帰すること。

自身もミキサーもフラットにすることは生きていく上でとても重要なのかもしれないね。